e-Tax で出した日を後から確かめる手がかりは「受信通知」です(受付日時と受付番号が載り、1,900日で消えます)
最終確認日: (数値は一次情報で照合)
国税庁 e-Tax よくある質問 1-13 は「e-Taxを利用して申告等データを送信した場合、メッセージボックスに格納される「受信通知」により、申告等データが税務署に到達したこと等を確認することができます」と記載しています。同じ記載によれば、受信通知には「申告された方の氏名又は名称、提出先税務署、受付日時、受付番号及び申告した税目等」が表示されます。ただし同じ一文は「保存期間を経過するとメッセージボックスから削除されますので、ご留意願います」と続きます。保存期間について、e-Tax よくある質問 5-8 は、受信通知および申告に関するお知らせは「メッセージボックスに格納された日から120日を経過すると「メッセージボックス(過去分)」画面に移され、格納されてから1,900日間(約5年間)を経過すると既読・未読に関わらず削除することとしています」と記載しています。なお、よくある質問 1-13 には「受信通知から電子申請等証明書の交付の請求を行うことが可能です」との記載もあります。いっぽう書面で提出した場合は、国税庁「【税務署の開庁時間】Q13」が令和7年1月から申告書等の控えに収受日付印の押なつを行っていないと記載しています。提出の事実をどのように記録し、どれだけの期間保存しておくかについては、税理士または税務署にご確認ください。
この記事の要点
- 国税庁 e-Tax よくある質問 1-13 は、e-Tax で申告等データを送信した場合、メッセージボックスに格納される「受信通知」により、申告等データが税務署に到達したこと等を確認することができると記載している。
- 同じ記載によれば、受信通知に表示されるのは「申告された方の氏名又は名称、提出先税務署、受付日時、受付番号及び申告した税目等」である。
- 同じ記載は「保存期間を経過するとメッセージボックスから削除されますので、ご留意願います」とも記載している。受信通知は無期限に残るものとしては案内されていない。
- e-Tax よくある質問 5-8 は、受信通知および申告に関するお知らせについて、メッセージボックスに格納された日から120日を経過すると「メッセージボックス(過去分)」画面に移され、格納されてから1,900日間(約5年間)を経過すると既読・未読に関わらず削除することとしていると記載している。
- 同じページは、納付情報登録依頼および徴収高計算書で未納の場合は格納された日から120日間、納税証明書発行受付結果および納税証明書発行確認については90日間(手数料が未納の場合は30日間)という保存期間も挙げている。
- e-Tax よくある質問 1-13 には「受信通知から電子申請等証明書の交付の請求を行うことが可能です」との記載がある。
- 書面で提出した場合について、国税庁「【税務署の開庁時間】Q13」は令和7年1月から申告書等の控えに収受日付印の押なつを行っていないと記載し、必要に応じて自身で控えの作成および保有、提出年月日の記録・管理を行うよう求めている。
- e-Tax よくある質問 5-16 は、e-Tax ソフトで複数のデータの送信指示を一度に行った場合、実際の送信はデータごとに行われるため、それぞれ到達する時刻は異なると記載している。
控えの受付印は、令和7年1月からありません
まず、書面の側の話から始めます。
国税庁「【税務署の開庁時間】Q13」には、こう書かれています。
※ 令和7年1月から、申告書等の控えに収受日付印の押なつを行っておりません。 また、申告書等の控えに収受日付印の押なつは行いませんが、必要に応じて、ご自身で控えの作成及び保有、提出年月日の記録・管理をお願いします
長く事業をされている方なら、控えに日付の入った印をもらって保管する、という手順が身についているはずです。その印は、もう押されません。
では e-Tax で送ったときは、何が残るのでしょうか。
e-Tax で残るのは「受信通知」です
国税庁 e-Tax よくある質問 1-13 は、次のように記載しています。
e-Taxを利用して申告等データを送信した場合、メッセージボックスに格納される「受信通知」により、申告等データが税務署に到達したこと等を確認することができます。 「受信通知」には、申告された方の氏名又は名称、提出先税務署、受付日時、受付番号及び申告した税目等が表示されますが、保存期間を経過するとメッセージボックスから削除されますので、ご留意願います。
押さえどころは2つです。
1つめ。表示される項目が、ページに列挙されています。氏名又は名称・提出先税務署・受付日時・受付番号・申告した税目等の5つです。このうち受付日時と受付番号が、いつ・どれが受け付けられたのかに対応する部分です。
2つめ。同じ一文の後半が、削除されることを先に注意しています。残るという話と、消えるという話が、同じ一文の中に並んでいます。
同ページは、受信通知の確認方法として、パソコンから e-Tax ソフト(WEB版)で確認する方法、スマートフォンから e-Tax ソフト(WEB版)で確認する方法、e-Tax ソフトから確認する方法の、3つの案内先を挙げています。
保存期間は、120日と1,900日の2段です
削除までの期間は、別のページに書かれています。国税庁 e-Tax よくある質問 5-8 です。
受信通知及び申告に関するお知らせについては、メッセージボックスに格納された日から120日を経過すると「メッセージボックス(過去分)」画面に移され、格納されてから1,900日間(約5年間)を経過すると既読・未読に関わらず削除することとしています。
段が2つあります。
| 格納された日から | 何が起きるか |
|---|---|
| 120日 | 「メッセージボックス(過去分)」画面に移される |
| 1,900日間(約5年間) | 既読・未読に関わらず削除される |
120日で消えるのではなく、移されるという書き方です。消えるのは1,900日のほうです。
同じページは、受信通知以外のものについても期間を挙げています。
| 対象 | 保存期間(原文の記載) |
|---|---|
| 受信通知・申告に関するお知らせ | 格納日から120日で「メッセージボックス(過去分)」へ、1,900日間(約5年間)で削除 |
| 納付情報登録依頼・徴収高計算書(未納の場合) | 格納された日から120日間保存を経過すると既読・未読に関わらず削除 |
| 納税証明書発行受付結果・納税証明書発行確認 | 90日間保存(手数料が未納の場合は30日間) |
同じメッセージボックスの中でも、ものによって期間が違います。
「受信通知から電子申請等証明書の交付の請求を行うことが可能です」
よくある質問 1-13 には、もう一文あります。
なお、受信通知から電子申請等証明書の交付の請求を行うことが可能です。
この一文は、ページにそう書かれているという事実です。交付の請求の手順、手数料、受信通知が削除されたあとにどうなるのかについては、当サイトでは一次情報を確認できていません。確認できていないことは書きません。必要な場合は、税理士または税務署にご確認ください。
まとめて送信指示しても、到達時刻は1つではありません
もう1つ、同じ系統の記載を挙げておきます。e-Tax よくある質問 5-16 です。
なお、e-Taxソフトにおいては、複数のデータの送信指示を一度に行うことが可能ですが、実際の送信は、データごとに行われるため、それぞれ到達する時刻は異なります。通常、受付時刻に大きな差は生じないと考えられますが、回線や受付システムの状況によっては、受付時刻に差が生じる可能性がありますので、期限に余裕を持って送信してください。
受信通知に載るのは受付日時です。そして、まとめて送信指示をしても、到達する時刻はデータごとに違うと書かれています。
送信した時点で提出になる、という前提の部分
受信通知が「到達したこと等」を確認するものだとされているのは、e-Tax の提出時期がそう決まっているからです。同じ 5-16 に、その説明があります。
「行政手続等における情報通信の技術の利用に関する法律」(平成14年法律第151号)により、電子情報処理組織を使用して行われた申請等は、行政機関等の使用に係る電子計算機に備えられたファイルへの記録がされた時に当該行政機関等に到達したものとみなすこととされています。 したがって、e-Taxにおいても、送信された申告等データは、国税庁の受付システムのファイルに記録された時に行政機関等に到達したものとみなすこととなります。
ただし、送信そのものができる時間には区切りがあります。よくある質問 1-10 は「e-Taxの利用可能時間以外はe-Taxへのデータ送信等は行えません」と記載しています。利用可能時間の中身は当サイトの別記事([確定申告の時期でも、e-Tax が24時間動いているとは限りません(月曜日の8時30分開始)](/articles/kakutei-shinkoku-jiki-etax-24jikan/))で扱っています。
書面で出した場合の提出日の扱いは、また別の記事([税務署の時間外収受箱に入れた日は、消印の日付とは扱いが違います(発信主義は郵便・信書便だけ)](/articles/jikangai-shujubako-teishutsubi/))で整理しています。
この記事のまとめ
- e-Tax で送信した場合、メッセージボックスに格納される「受信通知」により、申告等データが税務署に到達したこと等を確認することができると記載されている
- 受信通知に表示されるのは氏名又は名称・提出先税務署・受付日時・受付番号・申告した税目等
- 同じ記載は「保存期間を経過するとメッセージボックスから削除されますので、ご留意願います」とも記載している
- 保存期間は格納された日から120日で「メッセージボックス(過去分)」へ移され、1,900日間(約5年間)で既読・未読に関わらず削除される
- 納付情報登録依頼・徴収高計算書(未納の場合)は120日間、納税証明書発行受付結果等は90日間(手数料が未納の場合は30日間)
- 「受信通知から電子申請等証明書の交付の請求を行うことが可能です」との記載がある
- 書面については、令和7年1月から申告書等の控えに収受日付印の押なつは行われていない
- 提出の事実をどのように記録し、どれだけの期間保存しておくかについては、税理士または税務署にご確認ください
経営者の疑問と、制度の事実
答えるのは制度の事実だけです。有利・不利は事業ごとの事情で変わるため、判断は税理士・税務署にご確認ください。
経営者紙の控えに受付印を押してもらえなくなったと聞いた。e-Tax なら、いつ出したかの記録は残るのか。
制度の事実国税庁 e-Tax よくある質問 1-13 は「e-Taxを利用して申告等データを送信した場合、メッセージボックスに格納される「受信通知」により、申告等データが税務署に到達したこと等を確認することができます」と記載しています。表示される項目は、同じ記載によれば「申告された方の氏名又は名称、提出先税務署、受付日時、受付番号及び申告した税目等」です。いっぽう書面については、国税庁「【税務署の開庁時間】Q13」が令和7年1月から申告書等の控えに収受日付印の押なつを行っていないと記載し、必要に応じて自身で控えの作成および保有、提出年月日の記録・管理を行うよう求めています。御社がどの方法で提出し、提出の事実をどう記録・保存するかについては、税理士または税務署にご確認ください。
経営者受信通知が残っているなら、こちらで控えを取っておく必要はないということか。
制度の事実国税庁 e-Tax よくある質問 1-13 は、受信通知について「保存期間を経過するとメッセージボックスから削除されますので、ご留意願います」と記載しています。保存期間について、よくある質問 5-8 は「メッセージボックスに格納された日から120日を経過すると「メッセージボックス(過去分)」画面に移され、格納されてから1,900日間(約5年間)を経過すると既読・未読に関わらず削除することとしています」と記載しています。つまり、国税庁の記載は、受信通知が無期限に残るという内容にはなっていません。御社がどの書類をどれだけの期間保存しておくべきかについては、税理士または税務署にご確認ください。
経営者期限日の夜に、顧問先の分をまとめて送信指示すれば一度で済むか。
制度の事実国税庁 e-Tax よくある質問 5-16 は「e-Taxソフトにおいては、複数のデータの送信指示を一度に行うことが可能ですが、実際の送信は、データごとに行われるため、それぞれ到達する時刻は異なります」と記載しています。同じ記載は「通常、受付時刻に大きな差は生じないと考えられますが、回線や受付システムの状況によっては、受付時刻に差が生じる可能性がありますので、期限に余裕を持って送信してください」と続きます。また、よくある質問 1-10 は「e-Taxの利用可能時間以外はe-Taxへのデータ送信等は行えません」と記載しています。個別の送信の段取りについては、税理士または税務署にご確認ください。
よくある質問
- e-Tax で送信したあと、税務署が受け付けた日時はどこで確認できますか。
- 国税庁 e-Tax よくある質問 1-13 は「e-Taxを利用して申告等データを送信した場合、メッセージボックスに格納される「受信通知」により、申告等データが税務署に到達したこと等を確認することができます」と記載しています。同じ記載によれば、受信通知には「申告された方の氏名又は名称、提出先税務署、受付日時、受付番号及び申告した税目等」が表示されます。同ページは、受信通知の確認方法として、パソコンを利用して e-Tax ソフト(WEB版)から確認を行う方法、スマートフォンを利用して e-Tax ソフト(WEB版)から確認を行う方法、e-Tax ソフトから確認を行う方法の案内先を挙げています。
- 受信通知は、いつまでメッセージボックスに残りますか。
- 国税庁 e-Tax よくある質問 5-8 は「受信通知及び申告に関するお知らせについては、メッセージボックスに格納された日から120日を経過すると「メッセージボックス(過去分)」画面に移され、格納されてから1,900日間(約5年間)を経過すると既読・未読に関わらず削除することとしています」と記載しています。また、よくある質問 1-13 も「保存期間を経過するとメッセージボックスから削除されますので、ご留意願います」と記載しています。
- 受信通知以外に、保存期間が短いものはありますか。
- 国税庁 e-Tax よくある質問 5-8 は、受信通知および申告に関するお知らせとは別に、次の保存期間を挙げています。納付情報登録依頼および徴収高計算書で未納の場合は「メッセージボックスに格納された日から120日間保存を経過すると既読・未読に関わらず削除」、納税証明書発行受付結果および納税証明書発行確認については「メッセージボックスに格納された日から90日間保存(手数料が未納の場合は30日間)」と記載されています。
- 受信通知が消えたあとに、提出したことを示す書類を求められた場合はどうなりますか。
- 国税庁 e-Tax よくある質問 1-13 には「なお、受信通知から電子申請等証明書の交付の請求を行うことが可能です」との記載があります。交付の請求の具体的な手順、手数料、受信通知が削除されたあとの取扱いについては、当サイトで一次情報を確認できていないため記載しません。必要な場合は、税理士または税務署にご確認ください。
- 書面で提出した場合は、控えの受付印が証拠になりますか。
- 国税庁「【税務署の開庁時間】Q13」は「令和7年1月から、申告書等の控えに収受日付印の押なつを行っておりません」と記載しています。同じ記載は「申告書等の控えに収受日付印の押なつは行いませんが、必要に応じて、ご自身で控えの作成及び保有、提出年月日の記録・管理をお願いします」とも記載しています。また、令和7年1月以降 当分の間の対応として、申告書等を収受した「日付」や「税務署名(業務センター名)」を記載したリーフレットを希望者に渡していると記載されています。
- 複数の申告データをまとめて送信指示すれば、受付日時は同じになりますか。
- 国税庁 e-Tax よくある質問 5-16 は「e-Taxソフトにおいては、複数のデータの送信指示を一度に行うことが可能ですが、実際の送信は、データごとに行われるため、それぞれ到達する時刻は異なります」と記載しています。同じ記載は「通常、受付時刻に大きな差は生じないと考えられますが、回線や受付システムの状況によっては、受付時刻に差が生じる可能性がありますので、期限に余裕を持って送信してください」と続きます。
- そもそも e-Tax は、送信した時点で提出になるのですか。
- 国税庁 e-Tax よくある質問 5-16 は、情報通信の技術の利用に関する法律により電子情報処理組織を使用して行われた申請等は行政機関等の使用に係る電子計算機に備えられたファイルへの記録がされた時に当該行政機関等に到達したものとみなすこととされているとしたうえで、「e-Taxにおいても、送信された申告等データは、国税庁の受付システムのファイルに記録された時に行政機関等に到達したものとみなすこととなります」と記載しています。なお、よくある質問 1-10 は「e-Taxの利用可能時間以外はe-Taxへのデータ送信等は行えません」と記載しています。
個別の判断について
適用の可否や有利・不利は、事業区分・基準期間の課税売上高・過去の届出など個別の事情で変わります。実際の判断の前に、税理士等の専門家、または所轄の税務署にご相談ください。
出典(一次情報)
- 国税庁 e-Tax よくある質問 1-13「e-Taxを利用して申告等データを送信した場合、税務署の受付日時等はどのように確認できますか。」(更新日:令和6年5月20日)確認日 2026-10-06
- 国税庁 e-Tax よくある質問 5-8「受信通知の保存期間はどれくらいですか。」(更新日:令和2年7月1日)確認日 2026-10-06
- 国税庁 e-Tax よくある質問 5-16「申告書等データは、送信した時点で提出されたという扱いになるのでしょうか。」(更新日:令和7年10月24日)確認日 2026-10-06
- 国税庁「【税務署の開庁時間】Q13」(確定申告期に多いお問合せ事項Q&A)確認日 2026-10-06
- 国税庁 e-Tax よくある質問 1-10「e‐Taxの利用可能時間は、何時から何時までですか。」(更新日:令和3年3月22日)確認日 2026-10-06
- e-Gov法令検索 情報通信技術を活用した行政の推進等に関する法律(平成14年法律第151号)第6条確認日 2026-08-26
法令・国税庁・省庁など公的機関の公表資料のみを参照しています(解説記事等の二次情報は使用していません)。